日本初?を謳う大阪の店で食す「トリュフ蕎麦」「うなぎの和え麺」
うな丼を食べている感覚で、麺を食す
もう1軒、2012年にオープンした高槻市の「旬菜旬魚きくの」は、阪急高槻市駅から徒歩数分の和食店。同店では鰻を使った新メニューがこの7月から登場し、土用の丑の日(25日)から本格販売となった。日本初“うなぎの和え麺”(950円)だ。鰻の名店「ちか定」(滋賀県)などで修業を積んで独立した菊農章央店長(35)が考案したもの。 「鰻専門店では、麺と和えるという発想はなかなかないですが、当店はいろんなメニューをお出ししてますし、うなぎを使った新しいメニューを提供できないかと思い、創作しました」という。 国産を使用し、山芋、きゅうり、白ネギ、温泉卵などをトッピング。うなぎのタレで和えているのが特徴だろう。うなぎを載せた冷やし中華はあるものの、こちらは中華のタレなので、味はまるで違う。他にうな重やひつまぶしも人気だ。
「鰻のタレはオリジナルです。うな丼を食べている感覚で、麺を頂けます。夏バテ防止にもいいと思いますよ」(菊農店長) 店内はカウンターと個室が完備。最大60名収容できる。栄養価の高いうなぎで暑い暑を乗り切ってはどうだろう。(文責/フリーライター・北代靖典)