人気急上昇中のキャンピングカーベース「デュカト」が特に注目を集めるワケ
ドイツの高級キャンピングカー・メーカーとして名高い「ハイマー(HYMER)」の元デザイナーと、同社デザイナーが共同で設計した室内は、家具などにイタリア製を使用。シート類には、欧州製キャンピングカーの多くに採用される最上級メーカー「アグチ(aguti)」製を装備し、快適で高級感溢れるクルマ旅を演出する。 また、セカンドシートの後方にはトイレや洗面台として活用できるマルチルーム、通路を挟んで反対側にはキッチンも装備。さらに、室内最後部には、大人2名がゆったりと横になれるベッドも常設。ベッド下には大容量の収納スペースも確保し、高い利便性も誇る。なお、乗車定員は4名、就寝人数は2名(オプションのポップアップルーフ仕様は4名)だ。
そんなダヴィンチ6.0をより「ラグジュアリー」な仕様としたのが、ダヴィンチ ルッソ6.0だ。主な特徴は、レザーシートのカラーにコニャックブラウンを採用したほか、背もたれや座面などにキルティングやステッチ加工なども施していること。また、キャビネットなどには、アルミ製ラインが入った天然木も採用するなどで、さらに豪華さを演出している。 ほかにも、壁などにはホワイトを基調としたカラーを採用。ブラックやグレーを基調とするダヴィンチ6.0の内装と比べ、より明るい雰囲気も醸し出す。加えて、外装には、ホワイトのボディ色と専用デカール、ゴールドのボルベット社製ホイール(オプション)なども装備し、室内の色調とのマッチングも図っている。
なお、価格(税込み)は、標準装備をセットした仕様で1507万円。ダヴィンチ6.0では、オプション抜き標準装備仕様で価格(税込み)1474万円なので、33万円アップとなる。ちなみに、リチウムイオンサブバッテリーなどのオプションを装備した展示車の価格(税込み)は、1729万2220円だ。 ■ホワイトハウスキャンパー:トリノ 最後に紹介するのは、ホワイトハウスキャンパーのトリノ。同社のデュカト製キャンピングカーには、従来、電動で大型ベッドを展開できる「ヴェローナ」などのモデルがある。一方、トリノは、独自のポップアップルーフ(オプション)を採用。乗車定員4名、就寝人数4名というヴェローナと同等のスペックを確保しつつも、より広く居心地のいい室内を演出した仕様だ。