「体はボロボロだと思う」最後のダイエー戦士、和田毅が引退 「最後が和田さんでよかった」元同僚コーチがねぎらい
ソフトバンクは5日、和田毅投手(43)が現役を引退すると発表した。同日の午後、記者会見が行われる予定。 ■和田毅、入団発表でダイエーのユニホーム初披露、新垣渚らとともに王貞治会長に手を添えられ【写真】 プロ22年目の左腕は今季8試合に登板し、2勝2敗、防御率3・76。シーズン終盤は中継ぎに回り、ポストシーズン入りを目指すも左足を痛め、出場は叶わなかった。 明石健志2軍打撃コーチ(38)は「寂しいのは寂しいですけど、本当に22年間、結果も出して、後輩のいい手本になってやってくれていた。寂しいですけど、体はボロボロやと思うので、ゆっくり癒やしてください」と語った。 和田と明石コーチは、投手と野手として最後のダイエー戦士。2022年9月24日のロッテ戦(ペイペイドーム)は明石の引退試合。2人はダイエー時代のユニホームを着て記念写真を撮っている。 引退発表前に和田から連絡をもらった明石コーチは「まずは、22年間お疲れさまでしたと。和田さんの野球に取り組む姿勢や取り組みは、ピッチャーと野手ですが、すごく勉強になった」と話したという。 これでダイエー戦士が全て引退するが、明石は「最後が和田さんで良かったかなと思います」と優しい表情を見せた。(浜口妙華) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社