菅野智之がオリオールズの“一員”として示した行動 米メディア賛辞「会見を終える際に素敵な演出をした」
巨人から海外FA権を行使し、オリオールズと年俸1300万ドル(約20億円)の1年契約で合意した菅野智之について、オリオールズの地元メディア『The Baltimore Banner』は、「読売ジャイアンツで長いキャリアを積んだ後、35歳の彼は生涯の夢を叶えるためにボルティモアに来る」と報じた。 【動画】巨人の大エース・菅野智之の「歴史的な」奪三振シーン 同メディアのポール・マンカノ氏は自身のXに「彼は夏にソフトシェルクラブを食べるのが待ちきれない」と、菅野が港町の名物料理について話していたことを紹介。 さらに、菅野がオリオールズを選んだ最大の要因として「本当に素晴らしい投手陣、投手育成、素晴らしいチーム、そしてワールドシリーズ出場を争い、すぐにワールドシリーズで優勝するチャンスがある」と語ったことを紹介した。 捕手のアドリー・ラッチマンについても語り「バッテリーを組むのが今から楽しみ」と述べ、「彼とコミュニケーションを取り、一緒に一生懸命練習し、たくさんの成功を収めることを本当に楽しみにしている」と話したという。 また、オリオールズ戦の中継を担当しているベン・ワグナー氏は自身のXで、菅野が「メディアとの会見を終える際に素敵な演出をした。促されることなく、彼は初めてオリオールズのキャップを被った」と投稿。菅野がチームの一員であることを早速行動で示したことに、感激したようだった。 念願のメジャー入りを果たした菅野。チームの期待を背にどんな投球を見せてくれるのか、楽しみだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]