鹿児島市街地上空から桜島を望む＝１月８日（本社チャーター機から）

　鹿児島市街地と桜島を結ぶ横断道路の整備を目指す市民団体「桜島大橋推進協議会」は１３日、鹿児島市役所に松山芳英副市長を訪れ、橋建設に関する予算計上や実現に向け取り組むことを宣言するよう求めた。 【写真】鹿児島市の松山芳英副市長（左）に要望書を手渡す桜島大橋推進協議会員＝１３日、市役所

　協議会のメンバー６人が訪問し、県民の機運の高まりや観光、防災面での利点を訴えた。その後、松山副市長に要望書を手渡した。桑鶴悟副会長（８２）＝平川町＝は「今後も署名活動などを通じて、県民や市民に建設の必要性を周知したい」と話した。 　協議会は２０２１年に発足。現在、市内の不動産や建設業者、桜島の住民ら約４０人が所属する。７月１３日には、鴨池公民館で午後２～３時１０分に定例総会を開く。