14年賞金王・小田孔明、小鯛竜也ら賞金シード陥落 「64」をマークした池村寛世が3打差首位に浮上
<カシオワールドオープン 2日目◇24日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72> 石川遼の”直ドラ”炸裂 林の中からインテンショナルスライスの打ち方【動画】 国内男子ツアーの第2ラウンドが行われ、17位タイから出た池村寛世が9バーディ・1ボギーの「64」をマークし、トータル12アンダーで単独首位に立った。トータル1アンダー・52位タイまでの61人が決勝ラウンドに進出した。 3打差の2位タイにはルーキーの宇喜多飛翔、H・W・リュー(韓国)、4打差の4位タイにはヤン・ジホ、宋永漢(ともに韓国)が続く。 賞金王レースは賞金ランキング2位の金谷拓実と同3位の蝉川泰果が、今大会で同1位の中島啓太の順位を上回らなければ今大会で中島の初戴冠が決定する。金谷と蝉川はともにトータル6アンダー・8位タイで予選を通過。中島はトータル3アンダー・26位タイにつけている。 前週の「ダンロップフェニックス」でツアー史上7人目のアマチュア優勝を遂げて、今大会でプロデビュー戦を迎えた杉浦悠太は90位タイ。大会ホストプロの石川遼もトータル1オーバー・74位タイと、ともに予選落ちに終わった。 来季の賞金シード権争いは今大会が最終戦。賞金ランキング上位65位までに付与されるが、今年は義務試合数不足の選手を除くと67位がボーダーライン。2014年の賞金王で15シーズン連続で賞金シードを保持してきた小田孔明は、賞金ランキング101位で今大会を迎えたが予選落ちに終わり、シード陥落。来季は「生涯獲得賞金上位25位」の資格を行使してツアーに出場する見込み。 小田のほか、6季連続でシードを保持してきた小鯛竜也、大岩龍一、田村光正も予選落ちに終わりシード権喪失が決まった。