新型「フリード」キャンピングカーを25年1月末に発表! ホワイトハウスキャンパーが斬新「パカッとルーフ」の“車中泊”仕様「STYLE_iD」幕張でお披露目へ
新型はポップアップルーフもバージョンアップ!
2024年12月13日、キャンピングカーの製造・販売を行うホワイトハウスキャンパー(愛知県東郷町)は、2025年1月末に開催の「ジャパンキャンピングカーショー2025」に、新型キャンピングカープロジェクト「Style_iD」第一弾となるニューモデルを発表すると明らかにしました。 ベース車は、ホンダの最新コンパクトミニバン「フリード」(フリード クロスター)となる模様です。 【画像】超カッコいい! 新型「フリード」キャンピングカーを画像で見る(30枚以上)
ホワイトハウスキャンパーは、“ポップアップルーフのパイオニア”として広く知られるキャンピングカービルダーです。 ホンダのミドルクラスミニバン「ステップワゴン」をはじめ、トヨタ「ハイエース」「ノア/ヴォクシー」、軽自動車のホンダ「N-VAN」「N-BOX」など、ポップアップルーフ仕様を主軸としたさまざまなキャンピングカーを展開しています。 そのラインナップのなかにはフリード(先代)のキャンピングカー「FREE STYLE(フリースタイル)」も含まれており、人気のロングセラーモデルだといいます。 フリースタイルのベースは、先代フリードの5人乗り仕様「フリード+(プラス)」です。 コンパクトなボディに3列シートレイアウトを備えたフリードですが、フリードプラスは、単に3列目の座席を取り外しただけではなく、車体後部の室内を床面まで含めて専用設計し荷室空間を最大限にしたモデルとして、アウトドアユーザーなどから一定の支持を集めていました。 ホワイトハウスキャンパーは、フリードプラスのポテンシャルを最大限に活用。 大人2名が就寝可能なポップアップルーフのみを備えた「POP」、標準ルーフで、サブバッテリーや走行充電などの電源システム、FFヒーターやカーテンを備えた「HOT Package」、そしてふたつを兼ね備える「POP HOT Package」の3つの仕様を設定していました。 特に同社が強みとするポップアップルーフ車の2グレードは、コンパクトなボディながら大人4名の就寝が可能です。 ホンダは2024年6月、フリードのフルモデルチェンジを実施しましたが、ホワイトハウスキャンパーでは同年8月に、早くも新型フリード(フリード クロスター 5人乗り)をベースにした新たなキャンピングカーを製作中であると公式ウェブサイト上で明らかにしていました。 今回の発表では、新たなキャンピングカープロジェクト“Style_iD”の第一弾モデルとなるといい、公式ウェブサイトではティザーページも紹介されています。 開発コンセプトは「自分好みに簡単にカスタマイズできる、ワタシナイズなキャンピングカー」。 同社ではStyle_iDの意味について、次のように説明します。 「Style_iDの『iD』には、『identify=個人を識別する』という意味があり、カスタムの選択肢(=Style)を駆使して、世界に一台の自分だけのクルマ(=iD)を創り上げ、本当の自分らしさを手に入れて欲しいという願いを込めました」 新型フリード クロスターのカスタマイズ箇所は、エクステリアやインテリア、各種装備品などを含め20か所以上に及ぶといい、さらにボディカラーの選択肢だけでも20色以上を用意すると紹介しており、新プロジェクトの力の入れようが伝わります。 そして同社の特徴であるポップアップルーフもバージョンアップされているといい、従来型ユーザーに対してもサプライズの内容になるとしています。 なおジャパンキャンピングカーショー2025は、アジア最大級規模のキャンピングカーイベントで、2025年1月31日から2月3日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。
くるまのニュース編集部