東五反田に沖縄料理居酒屋「てぃーち」 見つけづらい立地で「隠れすぎ」アピール
「隠れすぎな居酒屋食堂 てぃーち」(品川区東五反田4、TEL 03-6455-7892)が11月11日、NTT関東病院近くにオープンした。経営は飲食事業を手がけるBJCカンパニー(品川区東五反田1)。(品川経済新聞) 【写真】「隠れすぎな居酒屋食堂 てぃーち」店内 五反田駅から少し離れた立地で、桜田通りから1本裏道を入った沖縄料理店跡を全面改装して使う。同社親会社の社長が沖縄出身で前店主とつながりがあり、「もっと沖縄のことをたくさんの人に知ってほしい、もっと身近に感じてほしい」という思いから出店したという。店舗面積は約22坪。席数は、カウンター=5席、テーブル=24席。店内には沖縄の写真やちょうちんを飾ったり、プロジェクターで映像を流したりして沖縄の雰囲気を演出する。 店名のてぃーちは沖縄の方言で「1」を意味し、「一期一会」や「何事も一から始まる」「一から始めて一番になろう」といったコンセプトを持たせた。見つけづらい立地を逆手に取って店名に「隠れすぎな」を入れ、落ち着いた雰囲気でゆっくり食事できる店をアピールする。 フードメニューは常時80種類。2日以上かけて仕込むラフテー(1,200円)や、かつおぶしと豚の合わせだしを使う沖縄そば(レギュラー850円)のほか、「ゴーヤーちゃんぷるー」(1,000円)、「二郎系!?全部乗せちゃんぷるー」(1,400円)、「アーサとトウモロコシの天ぷら」(800円)、「サルサソースたっぷりタコスチーズ餃子(ギョーザ)」(700円)などを提供する。 ランチメニューは、ソーキそば(850円)、タコライス(950円)、「ポー玉おにぎり」(450円)、日替わり定食(1,000円)、島もずくの天ぷらやゴーヤーチャンプルーなどからメイン料理が選べる「うちなぁ定食」(1,300円)などを用意する。 ドリンクメニューは、「オリオンビール ドラフト 樽(たる)生」(750円)や「オリオンビール ザ・プレミアム」(850円)、「75BEER AMERICAN PALE ALE」(950円)などをそろえる。オリオンビールをベースに、ジンジャーエールで割った「うちなぁガフ」ほか、ソーダとシークヮーサーを加えた「シーサーガフ」、ソーダとハイビスカスを加えた「あかばな~」(以上800円)なども。泡盛は「久米仙」や「美しき古里」「残波 黒」「残波 白」(以上450円)などを並べ、ロックや水割り、さんぴん茶割り、はいさいボールで提供する。 1月に店長に就任する高杉千乃さんは「さまざまな年齢層に向けた創作沖縄料理を常に考えている。食材や調味料も沖縄から取り寄せ、メニュー名も沖縄っぽさにこだわっている」と話す。「飽きないおいしさで、また来たいと思ってもらえる味付けを追求している。沖縄料理を食べるならここ、と言ってもらえる店に育てていきたい」と意気込む。 営業時間は11時~15時、16時30分~22時。日曜・月曜定休。
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