突然の肌トラブルを解決!春の【ゆらぎ肌】の原因は?
外に出かけたくなる春なのに、なんだか肌調子が不安定。それでも外に出てみたら、さらに悪化……。そんな、“ゆらぎモンダイ”に悩まされていませんか? 大トラブルになる前に、早めのケアで肌の治安回復を! 【春のゆらぎ肌】今すぐするべきことは? ◆監修 ViVi’s美肌ドクター 美容皮膚科医 髙瀬聡子先生 わかりやすいスキンケア解説が人気のViViの肌の主治医。メディア出演も多数。
いち早く始めるが勝ち!
ゆらぎ肌緊急レスキュー
“肌がゆらぐ”とは……
・外気の変化から 肌が体を守るために起きる反応。 ・アレルゲンの付着により 肌に炎症が起こること。 →肌の調子が不安定になることを ゆらぎと呼ぶことが多い 肌には外気の変化が体内に影響を及ぼすのを防ぐ役割があり、普段は変化に順応しながら対応しています。でも外気の変化が大きくなると、肌が順応しきれず一時的に不安定な状態に。それがゆらぎです。(Dr.Takase)
「花粉症=肌がゆらぐ」わけじゃない!
花粉症でも肌がゆらがない人もいれば、反対に花粉症じゃないのに花粉の影響で肌がゆらぐ人も。花粉の影響による肌あれは「花粉皮膚炎」と呼ばれ、最近増えているそう。 春は花粉や黄砂などのアレルゲンが増えるほか、紫外線も強くなってくる時期。さらに新生活のストレスも影響して、ゆらぎやすく。(Dr.Takase)
バリア機能が低下し、ゆらぎ肌スパイラルに……
【バリア機能とは】 角質細胞と潤いで 外的刺激から肌を守る機能 角質細胞とその内部で水分をキープする天然保湿因子※2、角質細胞の間を埋める細胞間脂質※1、肌表面を覆う皮脂膜、この3つが健全に保たれることでバリア機能がきちんと働く。
※1_細胞間脂質 隙間を埋めて水分の蒸散を阻止 角質細胞の間を隙間なく埋めて、細胞同士をつなぐ脂質のこと。セラミドやコレステロールなどから構成され、水分の逃げ道を塞いで角層内の潤いをキープしてくれる。 ※2_天然保湿因子 水分を抱え込んで潤いを保つ! NMF(Natural Moisturizing Factor)とも呼ばれ、水分を抱え込んで角質細胞内の潤いを保つ。アミノ酸やヒアルロン酸が含まれていて、洗顔などで流出しやすい。