地域に根ざした活動も 女子サッカー・なでしこリーグ1部で快進撃 "地域を彩る花"ヴィアマテラス宮崎の魅力
■選手たちのほとんどが「地域おこし協力隊」に任命 新富町を拠点に、日々、練習に励むヴィアマテラスの選手たちですが、そのほとんどが地域おこし協力隊に任命され、様々な活動を担っています。 今年4月、協力隊の中に発足されたのは、学校サポート班。 体育教員の免許を持つ選手4人が班に所属し、町内の小学校と中学校を週3日、訪問しています。 この日は、富田中学校で行われた水泳の授業に、MFの板倉楓選手とGKの青柳麻理鈴選手が参加。 生徒たちのタイムを測るなど、授業をサポートしていました。 (富田中学校3年 田代慶尚さん) 「ちゃんと指導してくれたり、注意してくれる」 (富田中学校3年 矢野輝さん) 「ニコニコでやってくれてるから、笑顔をもらえるというか、元気をもらえる」 (ヴィアマテラス宮崎 板倉楓選手) 「生徒が楽しいことが1番なので、そこを考えてやっている (ヴィアマテラス宮崎 青柳麻理鈴選手) 「生徒と接することで元気をもらえる」 週末に行われた試合の後には、生徒や先生から試合の感想をもらうことも多いのだそうです。 (ヴィアマテラス宮崎 板倉楓選手) 「得点を決めた次の週明けの火曜日は色んな生徒から『決めたね』や『見てたよ』『すごいね』など、そういう言葉をいっぱいもらえてすごくうれしい」 さらに、ホーム戦では放送部の生徒がスタジアムDJに挑戦。選手たちにとって心強いサポーターとなっています。 (ヴィアマテラス宮崎 青柳麻理鈴選手) 「あの生徒だと思ったりして嬉しくなった」 (ヴィアマテラス宮崎 板倉楓選手) 「新富町全体で応援してくださっているというのを、すごく身近に感じる部分も多くて、サッカーしてて良かったなと感じる」 ■チーム33人全員、地域を彩る花として このほかにも、イベントや広報など、様々な分野で地域を盛り上げようと活動している選手たち。 5月には… (古田とわアナウンサー) 「クラウドファンディングで集まった資金を活用して誕生したチームの公式マスコットキャラクター『てんてん』。『てんてん』の着ぐるみ、今日が初お披露目ということです」