巨木覆う黄金色 大イチョウ見頃 八戸・根城の広場
八戸市の史跡根城の広場本丸にある大イチョウが紅葉の見頃を迎えた。巨大な古木が黄金色の葉に包まれた迫力ある姿に、来場者が足を止めて見入っている。 大イチョウは1334年に根城が築城された当初から立っていたとされる。高さは約24メートル、幹周りは約9メートルあり、根城のシンボル的な存在だ。 本丸は17日まで「イチョウWeek!」と題し、無料開放中。好天に恵まれた13日は、市内外から訪れた人たちが写真を撮ったり、落ち葉を拾ったりしながら観賞を楽しんでいた。 台湾から家族で訪れた陳一帆さん(40)は「台湾ではイチョウが珍しく、あまり見ることができない。この木は金色の葉がとてもきれい」と笑顔を見せた。
デーリー東北新聞社