藤沢駅前にロボット企業交流拠点「ロボリンク」 産業特区の一環で県が開設
藤沢駅前の角若松ビル(藤沢市藤沢)6階に11月3日、新たなロボット企業交流拠点「ロボリンク」が開設される。黒岩祐治神奈川県知事が10月22日、発表した。当日は、同ビルの前のサンパール広場(藤沢駅北口ペデストリアンデッキ上芝生広場)でオープニングセレモニーとイベントも開く。(湘南経済新聞) 県が取り組む「さがみロボット産業特区」の一環。同拠点では、生活支援ロボットの実用化や普及・活用を推進していく。今年5月には相模原市の橋本駅近隣に1カ所目のロボット企業交流拠点「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」を開設。今回の「ロボリンク」は県内2カ所目のロボット企業交流拠点となる。 黒岩知事は「新施設はショールーム、コワーキングスペース、セミナールーム機能を備え、ロボット産業に関わる企業の交流を促進する。ロボット企業や部品製造企業、大学等が連携するためのコミュニティマネジャーを配置し、ネットワーク形成や協業など、横のつながりを確保できる環境を整備する」と話す。 企業向けの商談・交流イベントやロボット専門家等によるセミナーを開催するほか、県、藤沢市と連携して、常設のロボットショールームでの県民向けの生活支援ロボットの体験機会も提供するという。 黒岩知事は「地域住民向けのロボット体験イベントを実施し、生活支援ロボットの普及を促進する」と話す。 オープニングイベントは10時30分から。ロボット有識者による講演や、藤沢観光親善大使のつるの剛士さんを招いたトークセッション、ロボット体験などを行う。入場無料。
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