ファン待望の再結成を発表した伝説的ロックバンド・オアシス(Oasis)。デビュー30周年を記念した「リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展」が六本木ミュージアムで11月に開催
ファン待望の再結成を発表した伝説的ロックバンド・オアシス(Oasis)。デビュー30周年を記念した「リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展」が六本木ミュージアムで11月に開催
イギリスの伝説的ロックバンド・オアシス(Oasis)。そのデビュー30周年を記念して開催される展覧会「リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展」が六本木ミュージアムで11月1日より開催される。会期は11月23日まで。 オアシスは作曲とギターを担当するノエル・ギャラガーと、ボーカルのリアム・ギャラガーというふたりの兄弟を中心に1991年に結成。94年のメジャーデビュー以降、2008年までに全7作のアルバムをリリースし、トータル7000万枚以上を売り上げたイギリスを代表するロックバンドだ。09年に兄・ノエルが、弟・リアムとの仲たがいによってバンドを脱退して以降、実質上の解散状態となっていた同バンドだが、2024年8月27日にファン待望の再結成ライブの開催を発表した。 本展は、2014年にわずか3日の開催で1万人を動員した「CHASING THE SUN:OASIS 1993-1997 #あなたにとってのオアシスとは」(ラフォーレミュージアム原宿)以来、日本では10年ぶりとなる展覧会。彼らの愛用した楽器や直筆の歌詞の走り書き、バンド初期のアイコニックなオリジナル・ポスター群などの貴重な資料が公開される。マンチェスターの労働階級に生まれたギャラガー兄弟が、いかにして世界的ロックスターへとのぼり詰めたのか、その軌跡を辿ることのできる機会となりそうだ。 会場ではアルバムのアートワークを再現したフォトスポットや、彼らのライブを体感できるスペースなども設置予定。再結成のニュースを聞くまで、もう二度と同バンドの演奏を観ることが叶わないと思っていた長年のファンにとっては、よりいっそう感慨深く感じられる展示となることだろう。 また、公式ウェブサイトでは、本展の開催に合わせて新デザインのバンドロゴも公開されている。デザインを担当したのは「大友克洋GENGA展」のメインビジュアルなどを代表作に、グラフィックデザイナー・コラージュアーティストとして活躍する河村康輔だ。 オアシス再結成後初の日本公演はいつになるのか、そもそも日本に来るまでに再解散せずにいられるのか……。気持ちの落ち着かないオアシスファンにとっても、これを機にオアシスに関心を持った人にとっても必見となる本展にぜひ足を運んでみてほしい。
Art Beat News