那覇市首里山川町3丁目の道路下で発見された米国製250キロ爆弾（那覇市提供）

　那覇市は19日までに、市首里山川町3丁目で昨年12月に発見された米国製250キロ爆弾1発の不発弾処理作業に伴い、約470世帯、約80事業所、約1400人の避難が必要になると発表した。処理日は9月29日。避難人数が多いため8月28日に会見を開いて詳細を説明する。 【地図】250キロの大型不発弾が見つかった現場 　9月29日は午前8時50分から住民避難を開始し、同9時50分から交通を規制する。処理開始は同10時で午後2時に終了予定。避難区域は発見場所から半径283メートルで避難場所は首里高校、沖縄工業高校、松島中学校。 　交通規制で、県道29号の坂下交差点から首里観音堂付近を走る那覇バスの7、8、9、13、14、25、97、125、346の計81便が、松島や県道82号の末吉や儀保に迂回（うかい）するルートを設けている。避難範囲にはホテルも立地する。 　問い合わせは市防災危機管理課、電話098（861）1102。