オリックスの高卒2年目・斎藤響介、自己ワースト4失点でプロ初黒星「先頭打者を出してしまうことが多く…すごく悔しい」
◇22日 オリックス2―4西武(京セラドーム大阪) オリックスの高卒2年目右腕、斎藤響介投手(19)は先発で4イニングを投げ、プロ初本塁打を許すなど自己ワーストの4失点でプロ初黒星を喫した。 「先頭打者を出してしまうことが多く、テンポ良く投げることができませんでした。このようなピッチングになってしまって、すごく悔しいです」 ドジャースへ移籍した山本由伸投手からも期待の星に挙げられていた右腕は、立ち上がりに先手を奪われた。初回、先頭の西川に右翼線へ二塁打を打たれ、滝沢の送りバントの後は栗山にフォークを打たれ、右犠飛で先制を許した。 3回にはプロ6試合目で初被弾。先頭の西川をストレートの四球で歩かせて、1死後に栗山にも四球。1死一、二塁として、4番・岸に特大の3ラン。1ボールからの2球目、146キロのストレートを左翼ポール際へ運ばれた。 昨年のプロデビューの相手が西武だった。9月16日(京セラドーム大阪)の対戦で4イニングを2安打無失点、3奪三振と好投した。それ以来の対戦で、今度は課題を残す68球となった。前回登板の8日の巨人戦でプロ初勝利を挙げたばかりだが、中13日で上がったマウンドで自己最多タイの4四球と制球に苦しんだ。
中日スポーツ