TDS新エリア「ファンタジースプリングス」開業 「アナ雪」など題材
東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)で8番目となる新エリア「ファンタジースプリングス」が6日、開業した。 【写真特集】新エリアのアレンデール王国を行き交う来場客 開園前のセレモニーには、TDSを運営する「オリエンタルランド」の加賀見俊夫取締役会議長や米ディズニー社のボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)が出席。ボブ氏は「大切な物語に、ディズニーならではの命を吹き込んできたのが私たちのパーク。誰もが無我夢中になれる体験を大きな誇りに感じるとともに、これからの東京ディズニーリゾートの明るい未来が楽しみです」と祝った。 午前8時の開園と同時に、多くの入園者でにぎわった。松山市から訪れたピアニストの山本麻衣さん(32)は「まさに映画の世界と一緒です。乗り放題チケットを買ったので、すべてのアトラクションに行き尽くしたい」と話した。 同エリアは「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマに「アナと雪の女王」と「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」の三つの映画を題材にした。約14万平方メートルの敷地に四つのアトラクションとホテルなどで構成され、約3200億円を投資した。【石塚孝志】