<菜々緒>今月36歳に 充実感を得るには「健康が大事」 主演連ドラ「無能の鷹」で「日本一のコメディエンヌに」
菜々緒さんといえば、圧倒的なスタイルも魅力。体作りで意識していることを聞いた。
「ワークアウトが苦手ですが、一つだけちゃんとやろうと思って貫いているのがカイロプラクティックです。いかに体の土台が大事かと痛感しました。今はより良くするように、続けています」
さらに、「体が変わることによってメンタルも変わったし、自分の体が変わっていくことで自信がつきました。続けてきて良かったと感じています」としみじみ語る。
今月、36歳になる菜々緒さん。健康こそが美容において大切だと再確認したという。
「どんなに楽しいことやうれしいことが起きても、体や気持ちが沈んでいたら楽しく感じられない。健康って大事だなと。仕事でもコンディションを整えておかないとパフォーマンスが下がってしまったり、能力を100%発揮できない。年齢を重ねて衰えを感じる部分も出てきたので、フォローアップする意味では、食事の管理や体のメンテナンスは怠らないようにしています」
◇鷹野を演じることに「使命を感じます」
ドラマは、はんざき朝未さんの同名マンガ(講談社)の実写化。有能な見た目だが実はコピーもパソコンも使えないほど無能なツメ子が、同期のへたれサラリーマン・鶸田道人(塩野瑛久さん)とタッグを組み、なぜか大口の契約を成立させるなど、次々と奇跡を巻き起こしていく……というストーリー。
自身が演じる鷹野ツメ子について、「とにかく自分にうそがなくて、自分自身を信じていて、常に自分らしくあること人」と評価する。
「どんな状況でも、どんな人に対してもフラットで、外の世界に影響されない。自分らしくあるとか信念を貫くことは現代では難しい部分もあるのに、彼女は計算するでもなく、あるがままを表現して生きているところが魅力的です。ヒントをもらうことが多く勉強になります」
そんな鷹野を演じることに、菜々緒さんは「使命を感じた」という。
「ちょっと苦しくなっていた時期にお話をいただいた。鷹野を見た瞬間に『こういう風になれ』と言われているような気がして、このタイミングで令和の時代に鷹野を演じられることに、使命を感じました。ドラマを通していろんな人に気づきやきっかけみたいなものを与えられたら」