奄美でまた遊ぼうね Uターンがピーク 奄美空港
お盆休みを故郷で過ごした人たちのUターンがピークを迎えている。日本航空(JAL)グループの鹿児島県奄美群島発着路線では上り便予約率が14~18日でいずれも80%を超え、ピークは17日の85・6%(2日時点)。奄美市笠利町の奄美空港では、16日の羽田行き1便が台風7号の影響で欠航となったものの、17日の欠航はなく、出発ロビーでは帰省した家族との別れを惜しむ姿などが多く見られた。 保安検査場へ向かって大きく手を振っていた朝日小学校の児童は、大阪に住む親族と奄美大島や沖永良部島での滞在を共に楽しんだという。「海遊びやバーベキューをしたり、花火を見たりタナガ(テナガエビ)を捕ったり。楽しかった」と笑顔で話した。 Peach Aviation(ピーチ・アビエーション)運航の奄美―関西便も同日はほぼ満席。同路線は機材配分の適正化を背景に3月30日~6月30日の期間運休し、7月1日に運航を再開した。大阪府から龍郷町の実家へ帰省していたという20代女性は「夏の運航があって本当によかった」、関西方面から旅行で訪れていた男性は「季節運航となってしまったのはショック」と話した。10月1日以降の同路線の運航予定(冬ダイヤ)は、17日時点で未発表。
奄美の南海日日新聞社