齋藤健氏、総理になれば「信頼を失った党の改革」「成長型の経済転換」 一番変わるのは「適材適所の人事」
自民党の総裁選に出馬の意欲を見せている齋藤健経済産業大臣が、総理就任後のビジョンを語った。 【映像】最初はグー!さいとうケン!(話題になった応援演説) 齋藤氏は「次の総理大臣でないとできないことが二つある」と前置きした上で「一つは、信頼を失った党のあり方はこのタイミングでしか改革できない。そして、党改革として意見を持っていて若い議員たちがもっと活躍できる党のあり様があり、それもいましかできない」「それと日本の経済がデフレで随分苦しんできたが、もう一回成長型の経済に転換できるかどうかも次の総理にかかっている」と語った。 齋藤氏じゃなければならない理由として「この二つにどれだけの情熱を持っているかは、他の誰よりも持っている。だから、これは私にやらせて欲しいという思いが非常に強くある。他の人に任せたくない。次の総理にしかできない、このタイミングだけだ」と強調した。 もし総理になったら、自民党のどこが一番変わるのか。これに対し「人事だな」と語った上で「真の意味で、適材適所の人事。いま、日本はいろんな意味で厳しい状況にある。だから最強の内閣を作り、最強の副大臣を選び、最強の党を作る」とした。 「(これまでは)貸し借り関係で十分にできないことがあった。ところが今回、派閥が流動化してくる中で、今までよりはやりやすくなった。ここでそういう(適材適所の)人事をすると、その後のいろいろな動きが変わってくるのではないかと思う。今回どういう人事をするかが、非常に重要なメッセージになる」 これを受けて宮崎謙介元衆議院議員から「USBがわからないIT大臣みたいな人が誕生しないということですね」との声があがると、齋藤氏は「そうそう」と苦笑しつつ応じた。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部