脇元華が単独首位キープ「自信になりました」英語力については「言葉の壁を痛感」
<日米女子ツアー共催:TOTOジャパンクラシック>◇第2日◇1日◇滋賀・瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)◇賞金総額200万ドル(約3億円)、優勝賞金30万ドル(約4500万円) 【写真】ラインをよむ脇元華 首位で出た脇元華(27=GMOインターネットグループ)は5バーディー、1ボギーの68で回り、通算13アンダーとして単独首位を守った。 前日の勢いそのままに、脇元が第2ラウンドもスコアを伸ばした。初日に飛び出した選手が翌日にスコアを落とすパターンは珍しくない中で、「それは避けたいと思っていて。うまくアンダーでまとめられ、首位をキープできて自信になりました」と胸を張った。 元世界ランキング1位の高真栄(韓国)らと最終組を回った。「何歳ですか」「いつからキャディーをしているのですか」などと英語でコミュニケーションを取り、米ツアーの雰囲気を「味わえました」とにっこり。とはいえ、さらに深い会話をしたかったそうで、「もっと英語をしゃべれたらなとも。言葉の壁を痛感しました」。 米ツアー参戦の思いを抱く中で、語学については「ずっと勉強しようと思っている」という。それでも「そう決めてから10年ぐらい経ちます」と屈託ない表情。まずは米ツアー行きの切符獲得が懸かった戦いに注力する。【奥岡幹浩】