「日産が、やっちゃいました」エクストレイルやキャラバンでメーカー自ら大胆カスタム4車
いくら「東京オートサロン2024」が日本最大級のカスタムカーの祭典とはいえ、メーカー自ら、ここまで大胆に“やっちゃった”のは日産だけかもしれない。しかも、そこにビームスや学生までもが手を貸した。 【写真11点】「日産自ら“やっちゃった”カスタムカー」を写真でチェック CMなどで確かに「やっちゃえ」とは言っているけれど、まさかここまで!と思わせる4台のセルフカスタムカーを見ていこう。
原点回帰、いや、原点を突き抜けたタフギア
プロパイロットが備わって高速道路も楽ちんだし、e-4ORCEがあるから滑りやすい路面も安心……、でもやっぱり初代の“タフギア”感も欲しいんだ! と思ったかどうかは知らないが、メーカー自ら提案したのは原点回帰、いや原点を突き抜け、“ここまでやれるよ、日産ならね”なエクストレイルだ。
傾斜がきつく険しい地形を走破するロッククローリングも楽勝!な、このクローラー・コンセプト。 石ころが跳ねてきてもへっちゃらそうないかついフロントマスクに、大きなオフロードタイヤを収めるために張り出したオーバーフェンダー、ルーフラックに備わる9連ライト、そしてビビッドなカラーリング。 初代の持っていた“タフギア”感の斜め上を行っている。そうだそうだ。丸くならずに、タフになれ!
今すぐにでも作ってほしい「走る防災拠点」
今すぐにでも稼働を祈りたくなったのが 「走る防災拠点」だ。
ボディの一部がニューンと飛び出すなど、男子の心をくすぐる合体ロボ的要素もあるキャラバンのカスタムカー。
多数のスマホを同時に充電でき、けが人・病人が横たわれるベッドがあり、着替えなどに使える個室や炊き出しにも使えるキッチン等々まで、これ1台にすべて収まっている。
備えあれば憂いなし。災害の多い日本だからこそ、最新の技術と知見を持ったモビリティメーカーからのこんな提案に、多くの注目が集まっていた。
ビームスのカスタムカーは、今すぐ売れる完成度
こちらはビームスが監修したコンセプトカー。 「日本の実用性を象徴する軽自動車がオシャレであれば、気分がハッピーになるはず」とビームス がトータルコーディネイトしたのだが、このカスタムならきっと、すぐにも実現するはず!?