第94回選抜高校野球 38年ぶり1勝目指す 日大三島が知事表敬 /静岡
<センバツ高校野球> 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に38年ぶり2回目の出場を決めた日大三島の選手や学校関係者が22日、川勝平太知事を表敬訪問した。加藤大登主将(2年)は「甲子園での38年ぶりの1勝を目指す」と大舞台での健闘を誓った。 この日は、加藤主将や永田裕治監督(58)らが21日に授与されたセンバツ旗を手に県庁を訪れた。永田監督は「全員の力を結集し、1回でも多く、自分たちの校歌を聞きたい」と意気込んだ。加藤主将も「自分たちのモットーである全員野球を、全国の舞台でも見せたい」と決意を語った。 川勝知事は、2021年の秋季県大会準々決勝で、日大三島が九回裏2死からサヨナラ勝ちしたことに触れ、「すごいこと。(選手たちの)財産になる」と評価。「ベストなコンディションで臨み、最高の甲子園にしてください」などとエールを送った。 大会は3月18日に開幕。組み合わせ抽選会は4日に行われる。【深野麟之介】