入浴時に「シャワーの流しっぱなし」を避けるとどれだけ節約になる?
節約のために、入浴時のシャワーの使い方に気を付けているという方は少なくないはずです。 では、シャワーを流しっぱなしにせず、必要なときにだけ使うことで、実際にどのくらい金額が変わるのでしょうか。本記事では、シャワーを流しっぱなしにする時間ごとの光熱費を計算していきます。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
シャワーを20分間出し続けたときの費用
シャワーを20分間流しっぱなしにすると、どれくらいのコストがかかるのか、実際に計算していきましょう。 ■シャワーを20分間出し続けたときの水道代 シャワーを1分間流しっぱなしにすると、おおよそ10リットルの水を消費します。20分間シャワーを流しっぱなしにした場合は、200リットルの水を使うことになり、1リットルあたりの水道料金を約0.24円として計算すると、200リットル分で48円の費用がかかっていることが分かります。 金額は少ないように思えるかもしれませんが、毎日シャワーを使うと、1ヶ月で1440円、1年で1万7280円と積み重なっていくことを考えると、確かに無駄をなくすことは節約につながっているようです。 ■シャワーを20分間出し続けたときのガス代 ガス代は、シャワーの水を温めるために使用されるエネルギー量によって決まります。1分間のシャワーでのガス代を約5円と仮定すると、20分間シャワーを流しっぱなしにした場合、約100円のガス代がかかる計算です。 水道代を合わせると、1回のシャワーで148円の費用が発生すると考えられるでしょう。1ヶ月に30回シャワーを浴びると、毎月4440円、年間で5万3280円の費用がかかります。
シャワーの使用時間が10分の場合
シャワーの時間を10分間と半分にした場合、費用も当然半分になります。10分間の使用で水道代とガス代を合計すると、148円の半分で74円です。月に30回シャワーを浴びると、月々2220円の費用がかかります。年間に換算すると、2万6640円の節約につながります。 たった10分の違いで、1年間で2万円以上の節約になるのです。個人差はあるかもしれませんが、シャワーを流しっぱなしにしないことによって、年間でかなりの金額を節約できることは分かります。シャワーを適切に使うことで、生活費の見直しにもつながるでしょう。