大阪桐蔭の森はドラフト1位で消える!?
森は果たしてプロで成功するのか?
「バットの出がいい、スイングが速い。どんなボールにでもタイミングを合わすことのできるリズム感を持っているのが魅力だ。自分のポイントを持っているバッターなのだろう。横からの映像も見たが、常にバットのトップがいい位置にある。捕手というポジションは頑丈でないと通用しないけれど、森選手には、体に力を感じるから170という背丈は関係ないでしょう。肩もいい。欲しい球団は多いでしょうね。プロで一流のキャッチャーになれるかどうかは、性格と、どういう野球脳を持っているかじゃないですか?」
”プロ養成工場”大阪桐蔭のキャッチャー
日本ハムの中田翔、西武の浅村栄斗、阪神の藤浪晋太郎……今や、プロ養成工場とも言える大阪桐蔭のキャッチャーだから、高いレベルでの“野球を知っている”のは間違いないだろう。ドラフトの注目左腕だった桐光学園の松井裕樹投手は、甲子園に辿り着けなかったが、森は、ドラフト候補ウォッチャーにとって垂涎の超高校級捕手である。 (文責・本郷陽一/論スポ)