常念岳やっと雪化粧 長野県松本市の最低気温0.2度
長野県松本地方は19日、寒気の影響で気温が下がり、松本市沢村の最低気温は平年より1・7度低い0.2度、安曇野市穂高は平年より2.0度低い氷点下0.5度を記録した。12月上旬並みで、朝には北アルプス・常念岳が雲の間から雪化粧した姿をのぞかせた。 市内の城山公園では散歩中の男性がスマートフォンで北アを撮影。「常念岳が白くなったのは今年初めてでは」と話し、景色を堪能していた。 気象庁によると、常念岳の初冠雪日の平年値は10月23日(参考値)。今年の10月は暖かい空気に覆われた時期が長く、寒気の流入が乏しかった。常念岳の初冠雪の観測は平成19(2007)年で終了した。 20日は曇りで所により昼過ぎから雨。最低気温は0度、最高気温は11度と予想している。
市民タイムス