「湖のような海!」大村市の魅力を全国に届ける地域おこし協力隊・松浦慶太さんの挑戦 長崎
動画撮影中の松浦さん: 「疑惑1、波がない。見てください。波が全然ないんです。いや、海と言ったら、やっぱザブーンと波があるイメージなんですよね。やっぱ波がないということなので、《大村湾は湖》に1票」 松浦さん: 「疑惑っていう観点から大村湾ってすごい特徴がある海なんだよっていうのを日本全体に発信をして、日本の中でもすごく珍しい風景っていうのを日本の皆さんにお伝えできたらなと」 ■大村市「パートナーシップ宣誓制度」での生活 ことし3月、大村市に移住してきた松浦さん。一緒に暮らしているのはパートナーの藤山裕太郎さんです。 藤山さん:「きょう結婚記念日やから」 松浦さん:「ありがとう。さすが、ありがとう」 性的マイノリティ、LGBTQの当事者である2人は「パートナーシップ宣誓制度」を導入している大村市にことし3月、兵庫県から移住しました。LGBTQに対する大村市の理解が2人の移住を後押ししました。 松浦さん: 「やっぱり地方に住むってなんかどうなんかなというのは思ってはいたんですよね。LGBTQって結構、都市部にコミュニティがあることが多くて」 藤山さん: 「(アパートの)住民の方全員すごく快く受け入れてくれて。差別的な目とかを向けられて細々と住むとかじゃなくて、堂々と住めるのがすごくよかったなと思ってます」 動画の編集や撮影が好きだという藤山さんが、松浦さんの活動をサポートすることもあります。 藤山さん: 「(松浦さんは)キャラクターが特徴ある。すごく合ってるんじゃないかっていうのは、マスコットみたいな。もっと頑張ってほしい」 松浦さん:「うん、ありがたいです」 ■大村市への愛と今後の活動 松浦さん: 「桜があれだけあるだけで本当にすごいと思うのに、菖蒲もこれだけあるわけじゃないですか。プラス空港もあって、新幹線もあって、これって本当もう揃いすぎだろ、贅沢やな!って」 大村で暮らし始めて2か月。松浦さんの大村への愛は既に溢れています。
松浦さん: 「地方で受け入れてもらえるのかなってちょっと心配もあったんですけどもう皆さん本当にすごく温かくて。満足しすぎてこの魅力をもうちょっと自分の中で隠しておきたいぐらいな感じなんですけど(笑) 大村の魅力の発信とか、知名度をもっとあげたりとか、何か少しでも大村市の方のためになるような事ができたらいいなと思ってます」 これからの活動への意気込みを得意の五七五で聞きました! 藤山さん:「ここで咲く 桜よ夢よ 海も越え」
長崎放送