【バドミントン カナダオープン2024】男子シングルスは奈良岡功大、田中湧士など4選手が準々決勝に進出!
7月4日に開催されたBWFワールドツアー・カナダオープン(カルガリー/Super500)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本はエントリーをしていない混合ダブルスを除く4種目で2回戦を戦い、準々決勝へと勝ち進んでいる。 5選手が2回戦に進んだ男子シングルスは、4選手が準々決勝の切符を獲得した。パリ五輪にも出場するカナダのブライアン・ヤンと対戦した田中湧士は、第1ゲームを22-20で制すると、第2ゲームも17本に抑えて勝利。接戦をモノにしてベスト8入りを決めた。西本拳太は中国選手を、奈良岡功大は台湾選手に快勝。渡邉航貴はタイの実力者・カンタフォン・ワンチョレンを2-0のストレートで下し、準々決勝に進んでいる。 女子シングルスは、USオープン優勝で勢いに乗る仁平菜月が、台湾選手との1時間を超える熱戦を制してベスト8進出。奥原希望は、カナダ選手を28分で退けて2回戦をクリア。男子ダブルスの三橋健也/岡村洋輝も、台湾ペアとのファイナルゲームに競り勝ち、2回戦を突破している。 女子ダブルスは、第1シードで2回戦からの登場となった中西貴映/岩永鈴が、中国の若手ペアに勝利。試合は第1ゲームから激しい競り合いを展開し、中西/岩永が26-24で先制する。第2ゲームに入ると、中盤以降にリードを広げた中西/岩永が中国ペアを振り切り21-17。勢いのある若手の挑戦をはねのけ、準々決勝進出を果たした。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO