不思議な石の世界 新居浜・県科博で多様な色や形の550点展示(愛媛)
地球を構成する石の不思議さや美しさに焦点を当てた企画展が、新居浜市大生院の県総合科学博物館で開かれている。多様な形状や神秘的な色あいが特徴的なものや、大地を形成する岩石など約550点を展示。さまざまな観点から楽しめる内容となっている。2月2日まで。 種類や採れた場所が同じでも色が変わるのは、「鉄」「マンガン」といった元素が混じるためと説明し、水晶やアメシストなどの呼び名がある石英、ピンクや緑色が鮮やかな菱亜鉛鉱などを紹介。砂漠で石こうや重晶石が結晶化し花びらのようになった「砂漠のバラ」、紫外線を当てると色が浮かび上がる珪亜鉛鉱や蛍石といった蛍光鉱物も間近で見られる。
愛媛新聞社