上司に退職を伝えたら「無理」と言われました……。退職交渉のコツはありますか?【転職のプロが解説】
◆退職までに有休消化するためのコツとは?
大前提として、有給休暇は労働者の権利です。申請があれば企業側は拒否できないのが原則ですが、引継ぎや業務量の関係、退職までの期間が短いといった理由で有給休暇が取りづらい場合もあるでしょう。 状況によっては多少の有給休暇は捨ててでも折り合いをつけるスタンスは必要ですが、退職までの期間に余裕があるにもかかわらず有給休暇を取得できない場合は、人事や労務などしかるべき部署にも主張したいところです。 「有給休暇消化」というと、最後にまとめて取得するイメージがありますが、難しい場合は早い段階から週1日ずつ取得するなど、小まめに取る方法も有効なので、ぜひ試してみてください。 この記事の筆者:三ツ橋 りさ 2006年4月、株式会社キャリアデザインセンターに入社。転職情報誌『Womantype』の編集を経て、転職サイト『女の転職@type(現・女の転職type)』のUI/UX改善やサイトリニューアルなどに従事。13年4月~15年12月まで『女の転職@type(現・女の転職type)』の編集長に就任。産育休を経て16年11月より転職サイト『@type(現・type)』の編集長として復職。19年10月より2度目の産育休を取得し、21年5月に復職。21年6月から『type』編集長に就任し現在に至る。
三ツ橋 りさ