「相棒」衝撃のラストシーン 右京、まさかの行動に「本物じゃないよねえ?」【ネタバレあり】
ドラマ「相棒season22」(テレビ朝日系)最終回スペシャル前編となる第19話「トレードオフ」が、6日に放送された。特命係の杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)が、法務大臣の指揮権発動をきっかけに起きた2つの事件と対峙した。政府の闇と隠ぺい工作に立ち向かう中で、SNS上では「見たことない右京さん!」「新たな特命係の呼び名が生まれた」とさまざまな感想が飛び交ったほか、「相棒」生みの親である輿水泰弘の脚本らしい、骨太かつユーモラスな展開と衝撃のラストシーンに「どういうこと?」「来週まで待てない!」と後編を待ち望む声があがっている。(以下、第19話の内容に触れています) 【画像】右京さんに異変!?「相棒22」最終回SP 法務大臣の下川阿貴(黒谷友香)が指揮権という“伝家の宝刀”を抜き、与党幹事長の収賄疑惑の捜査を見送らせた。捜査を指揮していた特捜部長の尾上欣悟(甲本雅裕)も圧力に屈しざるをえず落胆している。裏で糸を引いていた黒幕、内閣官房長官の武智淑郎(金田明夫)は高笑いだ。
ほとんどのマスコミが黙殺する中、ベテラン政治学者の乙部泰治郎(佐戸井けん太)は「不正には一切の妥協を許さない」「特捜部長の気骨に期待する」と西村拓三プロデューサーが担当するテレビ番組で発言した。そんな折、乙部が未成年の男に襲われた。震える乙部に刃物を突き付けた男は、「謝れ!」と同時に「ごめんなさい」という言葉も残して去って行ったと、乙部は特命係に証言した。
捕まった男は多賀潮(島田裕仁)で、「潮汁」というハンドルネームでいわゆる「ネトウヨ界隈」(角田談)に書き込みを繰り返していた。おじの証言では、親から背負わされた借金を返済しているという。だが、多賀の家で右京と薫は、冷蔵庫に隠された大金を見つけていた。 薫の妻・亀山美和子(鈴木砂羽)が、ボウガンで撃たれて殺された西村の遺体を発見した。西村は乙部が出演した番組をきっかけに、局をやめて独立していた。だが、局時代の上司・金子忠志(仁科貴)は、その番組について政府筋から抗議され、昔は聞き流していたが、今はそれができない空気になったと語る。