雨の日の事故件数は晴天時の4倍! 降り始めや雨上がりが危険な理由と運転ポイントを紹介します
雨上がりも要注意
そして雨上がりも要注意。雨量が減ってきて、ワイパーが間欠でOKだったり、ワイパーのスイッチをオフにしていい状況になっても、路面はすぐには乾かない。 「降雨の影響で遅れた分を取り戻そう」 とペースアップをはかると、まだまだ濡れている路面に足をすくわれることにもなったりする。なんとなく路面が乾いてきても、タイヤが通る部分だけ先に乾いて、その周囲はまだまだ濡れていたり、ところどころウエットパッチ(点在する水たまり、濡れた部分)が残っていたりするコンディションは、プロのレーシングドライバーでも技量が問われる難しい状況だ。 路面が乾ききるまで、あるいは雨が完全に上がってから30分ぐらいは、はやる気持ちを抑えて雨が降っていたときと同じ意識、同じペースで安全運転をキープしよう。
藤田竜太