コンタクトですが、節約のため「メガネ」にするつもりです。「ICL」も興味がありますが、やっぱり高いですよね…?
視力が悪い人の多くが利用しているコンタクトレンズですが、ランニングコストがかかるため眼鏡に変えることを検討している人もいるでしょう。メガネは一度買えば長期間使えるため、コンタクトレンズよりもコスト的にはかなり有利です。 また、昨今はICLと呼ばれる視力矯正手術も注目されていますが、どういった内容の手術なのか、また費用がどれくらいかなど気になる人も多いのではないでしょうか。 本記事では、コンタクトレンズの維持費や、ICLと比較してどちらがお得なのかなどについて解説します。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
中学生、高校生で視力が1.0未満の人は半数以上
眼鏡やコンタクトレンズはおしゃれ目的で使用する人もいますが、多くの人は視力の低下をカバーする目的で使用します。 視力の悪い人は昔よりも増えている印象がありますが、文部科学省の「令和4年度学校保健統計」でも実際に数値として現れています。 文科省が公表している学校保健統計によると、平成24年度と令和4年度における、幼稚園~高等学校までの裸眼視力1.0未満の人の割合は図表1のとおりです。 図表1
文部科学省 令和4年度学校保健統計をもとに作成 小学校~高等学校まで、どの年代においても昔よりも今のほうが視力が悪い人の割合が増えています。また、昔も今も、学校の段階が進むにつれて視力が悪い人の割合が増えています。
コンタクトレンズの維持費は毎月6000円くらい
視力はいったん悪くなると、何もしなければ良くなることはあまりありません。高等学校時点で7割の人の視力が1.0未満ですので、成人でもかなりの人数が眼鏡やコンタクトを使用していると思われます。 眼鏡は一度買えば当分の間使えるので、維持費はそこまでかかりませんが、初期費用は必要です。一般的に新しい眼鏡を作る場合、大体2万円程度かかります。 一方、コンタクトレンズは継続的にお金がかかります。コンタクトレンズの費用は一枚のレンズをどれだけの期間使うのかなどによって異なりますが、毎日交換するワンデータイプの物の場合、おおよそ片目で1枚100円程度です。そのため、両目では1日200円、1ヶ月で6000円程度かかります。 そのため、今までワンデータイプのコンタクトレンズを使用していた場合、2万円の眼鏡を購入しても3~4ヶ月程度で元が取れそうです。