「家事代行」の奮闘描く人気小説『石狩七穂のつくりおき』第3弾 美味しそうと話題のレシピコラボ企画も
さまざまな家族の悩みを「家事代行」を通してサポートする主人公の奮闘を描いた人気シリーズ第3弾『石狩七穂のつくりおき 猫は仲間を募集中』(ポプラ文庫ピュアフル)が1月4日に刊行された。 【写真】作中のレシピを再現できる!「林檎と柚子のホットワイン」など 主人公・石狩七穂は派遣切りにあい失業したことがきっかけで、猫つきの古民家で親戚のわけありイケメン・結羽木隆司の食事&見守り当番を務めることになった二十五歳。 シリーズでは隆司との日々にヒントを得て、得意の家事能力を活かし家事代行サービス「KAJINANA」を立ち上げ奮闘する様子を描かれ、「七穂のつくりおき料理がおいしそう!」「家事が苦手なので、KAJINANAで披露される料理や掃除のプチ情報を参考にしています」「七穂と隆司の関係がこの後どうなっていくのか楽しみ」と話題を呼んでいる。 今作では「ワーキングカップルの家事分担の進め方」「家事の苦手な男性が家事に参加できるようになる方法」といった共働き夫婦&カップルには必読の内容から、「苦手な食材が違うきょうだいに一緒に提供できる献立」といった親心をついたエピソード、さらには「シニア人材の登用」といった今日的なテーマが盛り込まれ、非常に読みごたえのある1冊となっている。 第3弾の刊行にあわせ、「楽天レシピ」でしか読めない書き下ろしショートストーリー『待降節と二十四個のご褒美』が公開中。「KAJINANA」に寄せられた依頼者からのお悩み相談にこたえて七穂が考案した完全オリジナルレシピが読める特集記事も随時公開予定だ。 ■著者プロフィール 竹岡葉月(たけおか・はづき) 1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する。著書に、「おいしいベランダ。」「谷中びんづめカフェ竹善」「犬飼いちゃんと猫飼い先生」などの各シリーズ、『恋するアクアリウム。』『つばめ館ポットラック~謎か料理をご持参ください~』『音無橋、たもと屋の純情 旅立つ人への天津飯』など多数。最新刊は『旦那の同僚がエルフかもしれません』。
リアルサウンド ブック編集部