17人を養育してきた「里親」が語る“ほんとうにかぞく”となるために必要なこと|STORY
「血が繋がっていないからこそ、お祝い事は意識してみんなで過ごしています」。野口さん著『ほんとうにかぞく』(明石書店)は、野口ホームを運営する指針となりました。
2~3カ月に一度、自立した子どもたちにふるさとギフトとして仕送りをしています。送り先によって、中身を少し変えています。
「いろいろですが、日持ちする食品が喜ばれます(笑)」。 <編集後記> 意識することで本当の家族に。その思いに目から鱗血が繋がっていないからこそ、家族のお祝い事などをするときはみんな一緒ということを意識している野口さん。たくさんの思い出の品が家の中にあり、家族の絆を感じました。野口さんの家族をみてから「最近家族の思い出が少なくなっているな」と気づいたので、これからは意識して家族の思い出を増やしていきたいと思いました。(ライター 加藤景子) 撮影/BOCO 取材/加藤景子 ※情報は2024年6月号掲載時のものです。