日本一遅い根室のツツジ、間もなく見頃
北海道根室市内穂香の岡村忠さん(74)の庭に『日本一』遅いツツジの便りが届きはじめた。真っ赤なエリモツツジを中心に、真っ白なリュウキュウツツジ、ピンクのクロフネツツジなどのツツジ群が間もなく見頃を迎える。 若い頃、友人の庭自慢に触発されて庭造りを始めた。約2300平方㍍ある庭にはオンコ、シコタンマツ、シャクナゲなどの間に石灯籠や、こだわりの「日高石」を配し、その中にツツジが400本。誰が呼んだか「岡村ツツジ園」。一株一株が大きいのが特徴で「俺は枯れていくけどツツジは育つ」と笑う。 シベリアサクラやモクレンも近く見頃を迎える。釧路管内から訪れるファンもおり、「年々開花が早くなる。見頃は6月の頭までかな」と話している。
釧路新聞