クラブ史上初のCL出場目指すアストン・ヴィラ、リヴァプールと土壇場ドロー…トップ4へ大きな勝ち点1
遠藤航は76分までプレー
プレミアリーグ第37節が行われ、4位アストン・ヴィラと3位リヴァプールが対戦した。 【動画】デュランが連続2ゴール! リヴァプールはモハメド・サラー、コーディ・ガクポ、ルイス・ディアスの3トップ。中盤は遠藤航、ハーヴェイ・エリオット、アレクシス・マクアリスターが並んだ。 試合は開始2分で動く。右サイドからサラーのクロスをGKエミリアーノ・マルティネスが処理を誤り、オウンゴールに。リヴァプールが先制するが、12分にヴィラが追いつく。ワトキンスが左サイドから仕掛けると、マイナスのクロスをユーリ・ティーレマンスが右足で叩き込んだ。 それでも23分、左サイドでディアスからジョー・ゴメスが折り返し。マルティネスの指をかすめたボールをガクポが押し込み、リヴァプールリードで前半を終える。 すると後半開始早々の48分、セットプレーからジャレル・クアンサーがヘディングで合わせ、リヴァプールが大きな3点目を獲得する。 69分にはヴィラが決定機を得る。ムサ・ディアビのクロスに途中出場のニコロ・ザニオーロが合わせるも、GKアリソンが好守を見せてセーブする。75分にはガクポや遠藤らが下がり、ダルウィン・ヌニェス、ライアン・フラーフェンベルフ、ドミニク・ソボスライらがピッチに入った。 次にスコアを動かしたのはヴィラ。85分、マクアリスターからゴール前でボールを奪うと、最後はジョン・デュランが強烈な左足でゴール右を射抜いた。さらに勢いを見せたのはヴィラ。89分、ディアビが中央の密集をかいくぐると、スルーパスをデュランがダイレクトで膝に当てる。これがループシュートになり、ヴィラがついに同点に追いついた。 結局、試合は3-3のドローで終了。現在のチャンピオンズリーグという名称になってからはCL出場のないヴィラにとって、トップ4へ大きな1ポイントとなった。残り2試合で5位トッテナムとの差は「5」となっている。