【独自】自民・裏金問題 太田房江参院議員 過去5年で214万円を派閥から裏金で受け取る「不正な使用はない」
自民党の政治資金パーティーをめぐる問題で安倍派の太田房江参議院議員が過去5年間にあわせて214万円を派閥から「裏金」として受け取っていたことを明らかにしました。 大阪選挙区選出の太田議員によりますと、安倍派のパーティー券収入のキックバックとして、2018年に40万円、2019年に158万円、そして2020年に16万円の還流を受けていたということです。 この金額はキックバックさせた安倍派(清和政策研究会)の政治資金収支報告書には、記載されていないということで、過去5年であわせて214万円をいわば「裏金」として受け取っていたことになります。 特に2019年は、自身の選挙がありましたが、パーティー券のノルマ分158万円がそのままキックバックされていたということです。 太田議員はMBSの取材に対し、「当時の秘書から報告が無く把握していなかった」としたうえで、「不正な使用はなく、秘書からはビラづくりや国政報告のチラシを作るために使われたと聞いている」と説明しています。