辛かった火事を告白した日本人練習生「いつもと違う!」「かっこよすぎる」難易度の高いラップを荒々しく放ち、可愛らしさを封印!会場沸き立つ
サバイバルオーディション番組『PROJECT 7』最終話にて、日本人練習生のサクラダ ケンシン(17歳)がラップで注目を浴びた。 【映像】辛かった火事を激白した日本人練習生 『PROJECT 7』は、総勢200名の参加者が挑む、過去最大規模のボーイズグループ誕生オーディション番組。視聴者が“ワールドアセンブラー”となって毎ラウンドごとに練習生を選択して新しいチームを作る“組み立て”や“強化”の概念を取り入れた、新感覚の番組だ。MCは俳優のイ・スヒョクが務め、ディレクターにはイ・ヘインを筆頭に、バダ、RyuD、元Wanna Oneのハ・ソンウン、ライアン・ジョンらが集結した。最終的に7人の練習生が、デビューグループ・CLOSE YOUR EYESのメンバーとして決定した。
可愛らしさを封印したケンシン
ファイナルで「PSYCHO」チームに所属したケンシン。初めてメインラッパーへ挑戦することになったが、韓国語のラップを習得するのに苦戦する。そこへ頼れるチョン・ミヌク(25歳)が、「後ろに向けて声を出すんだ」など、具体的なアドバイスを伝授。メンバーも優しくケンシンの成長を見守った。 中間評価では「上手いね」「すごくいいよ」と、ディレクターから絶賛を受けた「PSYCHO」チーム。ハ・ソンウンは「個人的にはミヌクとケンシンが組み立てられたときに、とても心配だったんだ。この2人が合うのかって。でも見てみたら隣にいる2人が1つのチームで、とても良かったです。組み立てが素晴らしいね」と、2人のケミストリーを称えた。 本番のステージには、7人のメンバーが真っ赤なヒップホップ風の衣装で登場。ケンシンは普段の可愛らしい雰囲気を封印し、序盤から鋭い視線を放ちながらパフォーマンスを繰り広げていく。そしてラップもキレ良く荒々しくこなしていき、新鮮な姿で魅了。エンディングで表情がスクリーンに大写しになると、大きな歓声が上がった。 視聴者からも、「ケンシンの表情良すぎ、鳥肌もの」「ケンシンのラップいいよ!」「ケンシンさすがにかっこいい」「ケンシンえぐい」「いつもと違う」「私たちにはケンシンが必要」「いつもと違う」と多数のコメントが集まっていた。ケンシンは最終順位2位でデビューを決めた。 デビューが決まったケンシンはスピーチで家が燃えるつらい火事に遭った過去を激白。「すべてが燃えてしまいました。幸い、けがをした人はいませんでしたが、その日以降私は笑顔を失いました」と明かし「火を見るたびに体が震え、憂鬱な状態になっていました。でも当時やっていたダンスのレッスンは続けていました。ダンスをしている時だけは火事のことを忘れ、心から楽しむことができました。僕は夢の大切さに気付きました。両親に夢を話したところしっかりダンスを習っておいでと言われ、高校を辞め一人東京のダンススクールに通うことになりました。その後オーディションに合格し、ひとり韓国に渡りました。家族は僕を心配していたと思います。しかし僕の笑顔を信じて送り出してくれました」と苦しい胸の内を打ち明けていた。 (『PROJECT 7』/ABEMA K-POPチャンネル)
ABEMA TIMES編集部