「後ろにすばらしい打者が多かった」巨人・丸佳浩が通算1000得点、史上47人目も通過点
◆日本生命セ・パ交流戦 西武4x―3巨人(1日・ベルーナドーム) 節目の記録を打ち立てた。通算1000得点を達成した丸は、記念のボードを掲げて頭を下げた。6回無死一塁から中前安打で出塁し、後続の安打などで三塁へ進むと、1死一、三塁から岡本和の左犠飛で生還。史上47人目で、現役では巨人・坂本、西武・中村剛、ヤクルト・青木に次いで4人目の達成となった。「塁に出るために一生懸命やってきたけどずっと後ろにすばらしい打者が多かった。カープ時代から栗原さん、エルドレッド、新井さん。巨人でも(岡本)和真や(坂本)勇人さんだったり、数え切れない人たちにかえしてもらったので感謝したい」と思いを口にした。 【動画】丸佳浩、現役4人目の通算1000得点 広角に打ち分ける技術と選球眼に優れる丸だからこその偉業。日頃から体のケアを怠らず、大きなけがなく試合に出場し続けたから生まれた記録でもある。「長くやれるのはトレーナーさんが毎日サポートしてくれるから」と感謝は尽きない。 2安打で17試合連続出塁となり、出塁率は3割9分1厘。1番として役割を果たしている。「結果が出ているので悪くないと思っています」とうなずいた。55人がマークした2000安打より達成者の少ない1000得点も通過点。百戦錬磨の男はまだまだ積み上げていく。(宮内 孝太) ▼G丸が1000得点 巨人・丸佳浩外野手(35)が、1日の西武2回戦(ベルーナD)で通算1000得点を達成。プロ野球47人目。
報知新聞社