有村架純、小樽の夜空に上がる花火に感涙 坂口健太郎はピアノの生演奏で400人を魅了【動画あり】
俳優の有村架純、坂口健太郎が14日、北海道・小樽の小樽港マリーナで行われた、Netflixシリーズ『さよならのつづき』(Netflixで独占配信中)のレッドカーペットスペシャルイベントに登壇。約4ヶ月の長期ロケで滞在した思い出の地に“凱旋”した。坂口は劇中で披露しているピアノの生演奏も行い、花火も打ち上げられるなど盛大なイベントとなった。 【画像】ステージでピアノを弾く坂口健太郎 『さよならのつづき』は、る映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』、映画『余命10年』の岡田惠和による完全オリジナルストーリー。連続テレビ小説『ひよっこ』で岡田とタッグを組み、『太陽の子』、大河ドラマ『青天を衝け』などを手がけた黒崎博が監督を務める。事故で最愛の恋人を失ったひとりの女性と、その恋人に命を救われたひとりの男性。北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻ろうされるふたりの美しくも切ない、“さよなら”から始まる愛の物語が描かれる。 イベントには400人のファンも来場。ファンの熱気があふれる中、リムジンから有村と坂口が姿を現すと大きな歓声が上がった。2人はファンサービスに応じた後、ステージに登壇。MCから、劇中で披露しているピアノ生演奏について質問が飛ぶと、坂口は「移植によって急にピアノが弾けるようになった(移植した心臓に生前の持ち主の記憶が残っていた)という設定なので自然と弾けている感じを出すのが大変でした」と坂口。 その流れで、MCから演奏を促された坂口は、ステージに設置されたグランドピアノの前へ移動し、劇中でも演奏している「I Want You Back」の生披露。演奏を終えると、会場から大きな拍手と歓声が沸き起こった。演奏の感想を聞かれた有村は、「すごい!すごい!すごい!」と興奮気味にコメント。それを受け坂口は、「寒さじゃない緊張でちょっと弾き外してしまいました…」と照れくさそうに返す坂口に、有村は「なんのブランクも感じなかった!ピアノを習ってる訳じゃないのに本当にすごい!」と大絶賛だった。 4ヶ月にわたって撮影をしていた小樽での思い出を聞かれ、有村は「(撮影が)休みの日にイオンシネマで映画を見て、マネージャーさんとワニワニパニックをして遊びました(笑)」というエピソードで皆をほっこりさせた。坂口は「食事に行ったり、街の人たちと飲んだりしていました」と言い、仲良くなったバーのお客さんから撮影中に差し入れをいただいた思い出を明かしていた。 イベントは終盤では、米津玄師が書き下ろした主題歌「Azalea」と共に、北海道小樽の空に大輪の花火が打ち上げられ、有村は、「感動…すごーい!」、坂口も「わぁーーー!キレイ」と、夜空を見上げた。 有村は目を潤ませながら「いろいろ思い出してしまいましたね。ちょうど1年前にこの作品に取り掛かっていたので、ようやく皆さんにお届けできるのがうれしいのと、主題歌もこの物語に良い影響を与えてくださっていてグっときちゃいました」と喜びを語った。 坂口は「試行錯誤しながら丁寧に作った作品なので、配信が始まって皆さんのものになったんだなぁと、寂しい気持ちと喜びが込み上げてきました」とコメント。 最後に坂口は「愛情って普遍的なものだと思うし、皆さんもいろんな出会いや別れがあると思うんですけど、その中で1つ、この作品が皆さんの心の中に大切なものとして、残ってくれたらすごく幸せだなぁと思います」と思いを語った。 有村は「この物語を見て、自分が生きた中で出会った大切な人、過去の出会いも、今皆さんの中にいる大切な方々すべてをまるっと包みこんで、大切な人を想いなおすきっかけの作品になったらいいなと思います」と語り、イベントを締めくくった。