畑芽育“芽”、深田竜生“沼田”の悪い噂をする同級生に毅然と言い返す姿が胸熱<若草物語>
堀田真由が主演を務める「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ※Hulu、TVerでも配信)の第5話が11月10日に放送された。沼田(深田竜生)の悪い噂をする同級生に芽(畑芽育)が毅然とした態度で反論する姿が描かれ、胸が熱くなった。(以下、作品のネタバレを含みます) 【写真】食卓を囲む畑芽育“芽”と深田竜生“沼田” ■世界中で愛される四姉妹が令和ニッポンを舞台に蘇る 本作はアメリカの作家、ルイザ・メイ・オルコットが手がけた「若草物語」が原案。「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら...」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描かれる、社会派シスターフッドコメディー。 堀田は、ドラマ制作会社で働く勝気で口が達者な町田家の次女・町田涼を演じる。しっかり者の長女・町田恵役は日テレ系ドラマにレギュラー出演するのは今作が初となる仁村紗和、明るく甘え上手な末っ子・町田芽役は畑芽育。おっとりとした心優しい三女・町田衿役は長濱ねるが扮する。 次女・涼の20年来の幼なじみ・行城律は一ノ瀬颯、ハローワークで働く正規職員で四姉妹の長女・恵とは周囲に内緒で職場恋愛を続けている小川大河は渡辺大知、ファッションデザイナー志望の服飾学生で四姉妹の四女・芽のクラスメイトである沼田灯司を深田竜生が演じる。 ■涼は芽の同級生・沼田の怪しげなバイト現場を目撃する 2024年、日本のとある小さな町。一つ屋根の下、たくましく騒がしく生きてきた町田家の四姉妹。 大した貯金もないのに会社を辞めて脚本家になる決意を固めた涼は、なりふり構わず弟子入りした恋愛脚本家・大平かなえ(筒井真理子)にアイデアを採用され、かなえの下で正式にプロットライターとして働かせてもらえることに。 プロットライターとして初めての原稿料をもらった涼は、浮かれ気分で律にご飯をおごった帰り道、芽の同級生・沼田の怪しげなバイト現場を目撃する。 ■芽「外野がグチャグチャうるさいんだよ」 あのポーカーフェイスの沼田がセレブ風の年上女性からお金をもらい、笑顔でハグしている姿に違和感を持つ涼。ただごとではないと感じ、家に帰って芽に報告。訳があるなら友達として相談に乗ってあげるべきだと伝えるが、恵は「関わっちゃダメ」と沼田を警戒。沼田の家庭事情を知る芽は複雑な心境を抱く。 芽が教室で作業していると同級生たちが集まって、口々にヤバいヤバいと言って騒いでいる。何やらスマホを見て「おい、沼田ー!やってんなー!」と言って沼田の噂話をしているようす。そのうちの1人が「芽、芽、これ見て」と言って芽を呼んでスマホを見せると、そこには沼田と年上の女性が並んで歩く動画が。 「これもう付き合ってるとかじゃねぇだろ、もらうもんもらってっから」「ママ活的な!?」と同級生たちがさらにヒートアップし、芽の脳裏を「手段さえ選ばなければ、稼ぐ方法はいくらでもある。だから、辞めんな」と話す沼田の姿がよぎる。 「やっぱ、コンクールさ、沼田と組むのヤバくない?」「やめとけって」と同級生に言われると、芽は「何が?何がヤバいの?ヤバいのは若い子買ってる大人のほうでしょ」と毅然として言う。「生きてくために手段選べない人だっているし。沼田がママ活するとみんなに迷惑でもかかんの?」と芽が続けると、「町田って沼田のこと好きとか、そういう系?」と同級生は尋ね、「だったらなんなの?外野がグチャグチャうるさいんだよ」と芽は言い放ってその場を去るのだった。 まだ幼い弟と2人で暮らしている沼田の事情を知る芽が反論するようすに胸が熱くなった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部