写真：HOMINIS

「お嬢さま飄々拳」ビー・ウェンジュン×「大唐流流」リー・イートン共演の華流ドラマが女性チャンネル♪LaLa TVにて日本初放送される。 【写真を見る】写真左から、ビー・ウェンジュン(楽華七子NEXT)、リー・イートン 本作は、寒さに弱い女性捜査官・蘇玖児(そきゅうじ)と体温が高く驚異の身体能力を持つ王子・寒猙(かんそうが繰り広げるミステリーラブ時代劇...。蘇玖児を演じるのは、「晩媚と影～紅きロマンス～」「大唐流流～宮廷を支えた若き女官～」などでキュートなルックスと高い演技力で人気のリー・イートン。そして、寒猙を演じるのは、「霓裳(げいしょう)～七色に輝く虹の如く～」「トキメキ☆雲上学堂スキャンダル～漂亮書生」などでも人気のビー・ウェンジュン。大人気オーディション番組出身で現在もアイドルグループ「楽華七子NEXT」で活動しながら数々の作品で高い演技力を魅せる、マルチな才能で期待される若手演技ドルの一人だ。 今回、放送に先駆け、ビー・ウェンジュンとリー・イートンにインタビューを敢行。それぞれのキャラクターの役作りで留意したこと、作品のドキドキシーンなどたっぷり語ってもらった。 ――どの様ないきさつで「想いの温度差～九霄寒夜暖～」に出演することを決めたのですか？ ビー・ウェンジュン(以下、ビー)「別のドラマを撮っている時に、このドラマの脚本を渡されたんです。題材が斬新だと感じましたし、祺人を演じて空を自由に飛び回るのもひとつのチャレンジだと感じました」 リー・イートン(以下、リー)「このドラマのジャンルに魅力を感じたからです。時代もので、かつ推理ものというのは今までに演じたことがなかったので」 ――寒猙というキャラクターをどのように理解して演じていますか？ ビー「寒猙は現実にはいないような人物なので、演じる時には想像力を働かせる必要がありました。一国の皇太子で、一徹で熱いところもあれば、冷静なところもある魅力的な人物です。それから、アクションシーンなどについても、この役に多くのことをやらせてくれた監督たちに感謝しています」 ――役作りで苦労したことや留意したことはありますか？ ビー「まずは祺族 がどの動物に似ているかを調べて、理解するところから始めました。例えば狼は群れを作って行動するという習性などです。そののちにこの人物の性格などについて検討していきました。こういったベースを固めていくことはとても重要だと思っています」 リー「彼女は他人に依存するような、古い価値観のヒロインではありません。とても純粋で善良、そして勇敢で頭のよい女性であり、自分の家族や友人にいつも前向きに接します。今の社会においても、なかなかこのような人はいないと思います」 ――寒猙は我が道を行くクールな祺族の殿下という一面に加え、すぐにやきもちを焼くような一面もあります。この異なる性格をどのように解釈しましたか？ ビー「まず、寒猙はこれまできっと恋愛の経験がないのだろうと思いました。だから最初は自分が玖児を好きになったことに気付かず、ただ彼女は他の人とは違うと感じただけだったのです。その後、他の男性が蘇玖児に近づくのを見て不機嫌になるのですが、なぜそれが気に入らないのかも分からない。あとになって少しずつ気付いていくのです。僕はこのように考えて演じました」 ――寒猙は近づきがたい人物のように見えますが、蘇玖児を好きになってからは彼女だけに尽くし、人知れず彼女を守ります。ビーさんご自身の性格と似ているところはありますか？ ビー「あると思います。僕も家族を含めて好きな人のことは気に掛けますし、自分ができることはしてあげたいと思います。愛情とはそういうものだと考えています」 ――蘇玖児は楽観的で活発、率直、高い洞察力と推理能力を兼ね備えていますね。李さんご自身の性格と似ているところはありますか？ リー「私自身もとても楽観的で、細かいことを気にしない性格です」 ――脚本家や監督からもらったアドバイスの中で、印象に残っているものはありますか？ ビー「あります。以前、『世界微尘里』で一緒に仕事をした脚本家の方と2度目の仕事なので、信頼関係はすでに出来上がっていました。撮影が始まる前から、ストーリーや寒猙の人物、性格についていろいろ話をしたんです」 リー「玖児と寒狰が出会った頃のシーンを演じる中で、監督はいつも私たちが役に入り込めるよう助言をくれました」 ――このドラマにはアクションが多くありますが、撮影前に何か特別な準備はしましたか？ ビー「ワイヤーアクションに関する事前の訓練は、別のドラマでもやったことがありました。今回のドラマのアクション指導の王德明さんも、以前別のドラマ(「霓裳(げいしょう)～七色に輝く虹の如く～」)でご一緒したことがあって今回が2度目だったんです。だから全面的に信頼を寄せていました。撮影中は、どのショットも今の自分のベストな状態を出せるように心がけました」 ――撮影時に難しい、あるいはチャレンジングだと感じたのはどの場面ですか？ ビー「難しいと思った場面ですか... 4部族の使い手たちと1対4で闘うシーンですね。現場が高い足場の上だったので、ちょっと怖かったです。ほかには、人が多くて大変な群衆シーンや、アクションシーンですね」 リー「寒狰とは何シーンかを水中で撮影したのですが、あれはかなりチャレンジングな体験でした」 ――蘇玖児を演じたリー・イートンさんとは共演してみていかがでしたか？ ビー「彼女はとても経験豊富な俳優だと感じました。僕はどの撮影でも学ぶ姿勢を持ち、皆さんから何かを学びたいと思っています。イートンさんと演じている時には、共演者というのはとても重要だなと思いました。互いに与え合うものがたくさんあると、とても気持ちよく演技ができるんです」 ――寒狰を演じたビー・ウェンジュンさんとは共演してみていかがでしたか？彼はどのような俳優ですか？ リー「一目見て、背が高くてとてもカッコイイと思いました。寒狰という役にぴったりだと思います」 ――リー・イートンさんを相手に演じた際の裏話、あるいは印象に残ったNGシーンを教えてください ビー「印象に残ったシーンは...たくさんあります。4か月も撮影していましたから。アクションシーンや水中のシーンなどですかね。一番印象的だったのはクランクアップの時です。僕たち2人のアップを撮り終わって、監督が『カット！』と叫んだ瞬間、現場が静まりかえった...と思ったら、突然監督やスタッフの人たちが手に水鉄砲を持って突進してきて、僕らに攻撃を仕掛けたんですよ！(笑)」 ――玖児と寒猙カップルの魅力は何だと思いますか？ ビー「2人の恋は、前半は互いに好意を持っているのにそれに気付かず、ただこの人は他の人とは違うと思っているだけ。その後は気付いていないのは自分たちだけで、傍目には心の内がバレバレ。そういうところですね」 ――「想いの温度差～九霄寒夜暖～」の中で最も好きなシーンあるいはせりふと、その理由を教えてください ビー「心に残っているのは、寒猙が西廂堂の爆発に巻き込まれ、玖児がやってくるところです。手にけがを負いながらも必死で寒猙を捜していると、寒猙が『馬鹿め、どこを捜してる』って言うんですが、ここはとても心温まるシーンだなと。寒猙は玖児が自分を心配して、必死に捜してくれていたことを知る。そこへ陳堂主を連れて出て来て、『馬鹿め、どこを捜してる』と言って安心させ、玖児が駆け寄る。ここはとても感動しましたね」 リー「空を飛ぶシーンは全部好きです。撮影の時はとても楽しかったですね」 ――「想いの温度差～九霄寒夜暖～」にはドキドキするシーンがたくさんありますが、日本の視聴者の皆さんに、ビーさんおすすめのベスト1ドキドキシーンを教えてください リー「実はたくさんあるんです。例えば、玖児が寒狰に『健康長寿』をもらうために触れ合う時は、いつもドキドキしました」 ビー「僕が一番ドキドキしたのは2人の告白シーンですね。告白しているところをお母さんと阿花に見られて、その場で返事が聞けなかったから玖児の部屋まで行って話をする。あそこは見どころですね」 ――最後に、「想いの温度差～九霄寒夜暖～」をご覧の日本の皆さんへのメッセージと、このドラマの見どころをお願いします！ ビー「皆さん、こんにちは。ビー・ウェンジュンです。『想いの温度差～九霄寒夜暖～』では寒猙を演じています。このドラマは推理、ラブロマンス、アクションなど様々な要素が詰まった素晴らしい作品なので、ぜひご覧になって、応援していただければと思います」 リー「皆さん、こんにちは。リー・イートンです！『想いの温度差～九霄寒夜暖～』では蘇玖児を演じています。海外の皆さんにもこの『九霄寒夜暖』という、推理とラブロマンスの要素を併せ持つ作品をご覧頂けることを、とてもうれしく思います。多くの皆さんに、この作品を気に入って頂ければと願っています。これからも様々な作品に参加していけるようがんばりますので、またお目にかかりましょう！」 文=HOMINIS編集部