<大塚剛央×鬼頭明里×ファイルーズあい>テレビアニメ「沖ツラ」インタビュー “うちなーぐち”収録の裏側
ーー段々と方言がしゃべれるようになる?
鬼頭さん 何となく、ここは上がるのかな?と段々と分かるようになってきましたね。
ファイルーズさん 収録の帰りはうちなーぐちになりますよね。
鬼頭さん そうそう(笑)。家に帰っても独り言がうちなーぐちっぽいイントネーションになったり。
大塚さん 沖縄出身のキャストも多いので、待機中も方言でしゃべっていますしね。現場は、沖縄の空気になっています。
ファイルーズさん 沖縄のお菓子も食べました。ジーマーミー豆腐の話になって「どこで買えるんですか?」と聞いたら、みんなが一斉に教えてくれました。
鬼頭さん 「マブイを落とす」という言葉が結構出てくるんですけど、知らなかったので、びっくりしました。
ファイルーズさん くしゃみした後に「クスケー」と言うのも印象的です。「くそ食らえ」という意味なんですけど、何か可愛いですよね。言いたくなります。
◇鬼頭明里のうちなーぐちがすごい!
ー-共演する中で印象的だったことは?
鬼頭さん てーるーには、流れを作っていただいているので、私とファイちゃんは方言のセリフに集中できました。信頼しています。
大塚さん ありがとうございます。てーるーは話を動かしますからね。鬼頭さんは、収録が進むほど方言がなじんでいくところが、すごいなあ……と思って見ていました。
ファイルーズさん かーなーは、ひーなーの言葉を翻訳するのですが、ひーなーと同じテンションで翻訳するんです。鬼頭さんに引っ張っていただきました。
鬼頭さん 方言に集中しすぎて、休憩時間もガイドの音声を聞いていましたし。
ファイルーズさん 聞きすぎて分からなくなることもあったので、現場で生まれるものも大事にしようとしていました。
鬼頭さん ファイちゃんも沖縄出身じゃないですし、一緒に頑張ってもらえて、心強かったです。最初は、沖縄出身じゃない私でいいんですか?と不安もありましたが、収録が始まってみると楽しさが勝ちました。