小田急、3月15日にダイヤ改正。ロマンスカー増発、多摩線~千代田線の直通が復活など
小田急電鉄は、2025年3月15日にダイヤ改正を実施する。 特急ロマンスカーは、平日22時台に新宿駅発となる「ホームウェイ」を増発。満席率の高い時間帯のため、ゆとりある移動が可能となるとしている。 【画像】新宿駅発22時台の特急時刻表(秦=秦野行き、本=本厚木行き) また土休日に新宿駅15時40分発で運転している「さがみ61号」を、箱根湯本駅行きの「はこね27号」に変更する(折り返し列車も「はこね24号」として運転)。ほか、平日・土休日とも伊勢原駅と秦野駅への停車を増やし、急行・快速急行との接続も改善する。 各種別の停車駅の増加や、種別の整理も行なう。快速急行は開成駅に停車するよう変更し、新松田駅での急行との種別変更を廃止する。多摩線の急行は多摩線内の各駅に停車するように変更したうえで、同線での急行列車の割合を増やし、新百合ヶ丘駅での各駅停車との種別変更を廃止する。準急の停車駅には喜多見駅と和泉多摩川駅を追加する。 向ヶ丘遊園駅発着で運行している東京メトロ千代田線直通の急行は、唐木田駅発着での運行に変更し、多摩線と千代田線の直通列車を復活する。 平日18時~20時台における千代田線直通の下り準急は、急行に変更する。この急行は新百合ヶ丘駅で3番ホーム(多摩線ホーム)に停車するほか、急ぐ利用者が代々木上原で乗り換える必要をなくすことで、遅延を防止することも目指している。 このほか、下北沢駅では早朝・深夜において全列車を地下1階の3・4番ホーム発着とし、利便性を向上させる。
トラベル Watch,編集部:町田莞太