若手を率いて昨年王者に挑むも、1点及ばず。大阪・高橋優介監督「ゴール前のところで1点、2点の差が出ることを痛感した」【Fリーグオーシャンカップ2024|記者会見/名古屋vs大阪】
もう少しベテランが手助けをしたかった
●シュライカー大阪|加藤未渚実 ──明日の試合に向けて。 昨シーズンは4位で終わっています。そこを上回りたい気持ちがあります。今日勝てることが一番でしたが、気持ちを切り替えて、3位になって大会を締めくくりたいと思います。 ──ベテランの域に入っていて立ち位置も変わるなかで、どんなチームにしていきたいか。 今大会で若手が結果を出してくれたことは、ここまでのチームとしての結果にもつながっています。ただもう少しベテランが手助けをしたかったし、困った時にベテランの力を出したかった。若手が出ていることは収穫ですし、僕たちにも刺激となっています。登録されていない選手にも刺激になっていると思います。 若手の時に自分も思い切ってやれと言われてきましたし、そうやって送り出しています。その上でベテランは存在感を出していくことが必要なので、しっかりとやっていきたいと思います。 ──チームがガラリと変わった印象です。昨シーズンまでは堅守のイメージもありますが変化を感じることややりたいことは? 自分たちのゴール前の守備は昨シーズンから続けてやっていますが、そこから押し上げる意識が高まっています。3-1でもクワトロでも、残っていいよ、と。余白を与えられているのでピッチで選手がコミュニケーションをとって、高い位置で奪ってゴール前でフィニッシュする。その回数が増えている実感がある。相手にボールを前進させない精度を高めていきたいと思っています。