自民・松本純氏、次期衆院選に不出馬 神奈川県連に意向伝える、元国家公安委員長
自民党の松本純元国家公安委員長(74)は22日、同党神奈川県連を訪れ、次期衆院選に立候補しない意向を正式に伝えた。今後は参院選など選挙には出馬しない一方、政治活動は続ける。報道陣の取材に「足かけ28年の活動を次の世代に引き継いでもらいたい」と話した。 【写真で見る】報道陣の取材に応じる松本純氏=横浜市中区 松本氏は横浜市議を経て1996年の衆院選で初当選。麻生政権で官房副長官、安倍政権で国家公安委員長を歴任するなど7期務めた。10月の衆院選では、同党公認で1区(横浜市中、磯子、金沢区)から出馬したものの落選。コロナ禍の緊急事態宣言中に東京・銀座のクラブを訪れた問題で離党し、無所属で臨んだ前回衆院選も落選していた。
神奈川新聞社