【速報】運航会社の桂田精一社長を逮捕 業務上過失致死などの疑い 知床・観光船沈没事故
STVニュース北海道
北海道・知床沖で2022年、観光船「KAZU I」が沈没し20人が死亡、6人が行方不明となった事故で、運航会社社長の桂田精一容疑者が業務上過失致死などの疑いで逮捕されました。 【画像】運航会社の桂田精一社長を逮捕 業務上過失致死などの疑い 知床・観光船沈没事故 第一管区海上保安本部は18日午前、業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで「知床遊覧船」の社長、桂田精一容疑者61歳を逮捕しました。
桂田容疑者は2022年4月23日、運航管理責任者として安全を確保する義務を怠り、知床半島沖で観光船「KAZU I」を沈没させ、乗客乗員26人を 死亡させた疑いが持たれています。
国の運輸安全委員会は、2023年に発表した報告書で、ふたに不具合があった甲板のハッチから浸水が拡大したと指摘し、会社の安全管理体制が欠如していたことが事故の一因と結論付けていました。 第一管区海上保安本部は、事故直後からおよそ2年半にわたり捜査を続け、容疑が固まったため、逮捕に至りました。