大雨で県指定史跡「伊敷索城跡」の石垣が一部崩落 久米島・沖縄
【久米島】久米島町嘉手苅西新田の県指定史跡「伊敷索城跡(ちなはじょうあと)」がある、白瀬川の崖が崩落し、城跡の石垣も一部崩れたことが19日、確認された。同町では18日に記録的な大雨に見舞われ、町内各地で土砂崩れが発生。城跡の崩落も大雨の影響とみられる。 伊敷索城跡は、三山時代ごろに築かれたとされる、サンゴ石灰岩を野面積みにした石垣で囲われたグスク。崩落を受け町は、城跡内の崩落地付近への立ち入りを禁止するロープを張った。 久米島町では18日、謝名堂で午前6時半までの24時間の最大降水量が293・5ミリを観測し、6月の観測史上1位を記録した。 (藤村謙吾)
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