花散らしのまとまった雨 今春は平年の2倍の降水量 その理由は? 大分
大分放送
3日の大分県内はまとまった雨が降り、花散らしの雨となったところもありました。例年より降水量が多い今年の春。その理由は? 【写真を見る】花散らしのまとまった雨 今春は平年の2倍の降水量 その理由は? 大分 3日の県内はまとまった雨の1日になり、一足早く桜が満開を迎えていた日田市では花散らしの雨となりました。 (訪れた人)「雨降っちゃうと散っちゃうかなと思って来た」「たまたま、雨が止んだのでラッキーと思って来た」「晴れてくれれば、写真とかもきれいに映えていたかなと思う」 降り始めからの雨量は、中津市で95.5ミリ、国東市国見で79.5ミリなど、北部を中心に大雨となっています。今年の春は雨が目立ち、県内では2日まで30日間の降水量が平年の1.5倍から2倍近くになっています。その理由はー (気象予報士・大森麻以さん)「この桜が咲く時期は暖かい空気と冷たい空気の間で前線が発生しやすい。3月の下旬からは南にある高気圧が、例年より張り出しを強めたため、前線の活動が度々活発になりました。このため、梅雨の時期を先取りしたかのような雨の降り方になっている」 梅雨を先取りしたかのようなぐずついた天気は、この先一週間も続く見通しで、花見の計画には、天気予報の確認が不可欠となりそうです。
大分放送