サラーの後継者となるエジプトの“Newファラオ候補”現る? フランクフルトで暴れる点取り屋に大ブレイクの時
ビッグクラブ移籍の時も近いか
エジプトにモハメド・サラーの後継者となり得る新たな『ファラオ候補』がいる。 ドイツ1部のフランクフルトで得点を重ねる25歳のエジプト代表FWオマル・マーモウシュだ。 フランクフルトは昨夏にFWランダル・コロ・ムアニをパリ・サンジェルマンへ売却しているが、マーモウシュはコロ・ムアニに代わる新エースと言っていい。昨季もブンデスリーガで12ゴールを奪っていたが、今季は第5節時点で早くも6ゴールを記録。チームも4勝1敗と見事な滑り出しだ。 『ESPN』は今夏もリヴァプール、アーセナル、トッテナムなどイングランド方面からの関心が寄せられていたと伝えており、今のペースを維持できるならば今季終了後に大人気プレイヤーとなる可能性が高い。 元エジプト代表GKで、その後政治家も務めたアフマド・ショバイル氏はマーモウシュがそう遠くないうちにビッグクラブへ移籍するはずと語る。 「昨季より彼がブンデスリーガで成し遂げたことはもっと称賛されるべきだ。マーモウシュは卓越した才能があることを日々証明している。欧州トップクラブへの移籍が間近に迫っているのは間違いない」 フランクフルトはマーモウシュを2023年にヴォルフスブルクから引き抜いているが、このあたりの目利きは見事だ。前線ではPSGから獲得したフランスの若手FWウーゴ・エキティケもブレイクの兆しを見せていて、新たな前線コンビには期待がかかる。 果たしてマーモウシュはサラーに続くエジプトのエースとなれるのか。今季ブンデスリーガで15ゴール以上を奪えれば、ビッグクラブが放っておかないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部